関西学院大学|キャンパスの美しさに憧れて志願する受験生も多数

関関同立の一翼を担う関西を代表する私立大学。1889年(明治22年)、アメリカ・南メソジスト監督教会の宣教師、ウォルター・R・ランバスによって創立されたミッションスクールである。

アカデミック感満点のキャンパス

関西学院大学(以下、関学)最大の特徴は、キャンパスの美しさにある。メインとなる西宮・上ヶ原キャンパスの時計台と中央芝生はあまりにも有名で、この風景に憧れて志願する受験生も多い。正門を入ると、緑の中央芝生正面に時計台、右手に文学部、左手に経済学部が配されている。両学部とも関学を代表する学部である。ランバス設計による2階建てのスパニッシュスタイルの学舎は、アカデミックな雰囲気を醸し出し、これぞ大学!という気分に浸れる。
現在は11学部で構成されており、上ヶ原キャンパスに神学部、文学部、社会学部、法学部、経済学部、商学部、人間福祉学部、国際学部の8学部を設置。もともと文学部内にあった教育学科を2009年の聖和大学との経営統合により改組し、学部昇格させた教育学部を西宮・聖和キャンパスに。阪神・淡路大震災のあった1995年に開設した神戸三田キャンパスに総合政策学部と、上ヶ原キャンパスにあった理学部を改組した理工学部の2学部を設置する。

関西マスコミ界に強し

在校生数約2万3千人は全国14位の規模。杉本清、角淳一、ヒロ寺平などマスコミ・放送界に多くの卒業生を輩出。双子の三倉茉奈・佳奈、小米朝こと桂米團治、高島忠夫、藤岡琢也などの芸能関係も多い。俳優の豊川悦司は関学に入学したもののほとんど出席せずに中退している。野球ではオリックスからMLBセントルイス・カージナルスで活躍した田口壮、サッカーではJリーグ発足に尽力した長沼健や加茂周らがいる。

他大学には見られない絆の強さ

関学のスクールモットーは『Mastery for Service』。いわゆる「奉仕の精神」だが、これを知らない卒業生はひとりもいないほど、浸透している。関西では圧倒的知名度を誇るが、全国ではまだまだ低い。中には関東学院大学や西日本学院大学と姉妹校だと思っている人も多い。総合ランキングでは全国の私立大学で10番前後といったところだろう。しかし、一つだけ他校より抜きん出ているものがある。
それは、「愛校心」。筆者は関学出身であるが、ここまで愛校心の強い大学を見たことがない。卒業生のほとんどが、関学好きである。毎年、11月の学園祭開催時にはホームカミングデーが開催され、多くの卒業生が訪れる。冬の風物詩「甲子園ボール」に出場しようものなら、オール関学で盛り上がる。
今や自分の出身大学も亡くなる時代。卒業後も老後も、大いに楽しめる大学は少ないだろう。自分の出身校だから声を大にしていうのも気恥ずかしいが、関西学院大学は筆者一押しの大学です。