すべての学問分野で同志社大学が頭一つ上
関関同立とひとくくりにされることが多いですが、この四大学の中では、同志社大学が頭一つ抜きん出ています。
全国区でネームバリューがあるのは同志社大学くらいのものですし、京都大学との併願校は関西には同志社大学以外あり得ません。
下記に掲載した表は、関関同立の入試難易度、つまり偏差値を学問系統別に並べたものです。
[table id=5 /]これを見れば一目瞭然。いずれの学問系統でも同志社大学の高さが見てとれます。
それでは、学問系統別に関関同立の難易度を比較してきましょう。
人文科学系統|関関同立で唯一の教育学部は?
人間や文学・文化を学ぶ分野です。文学や心理学、教育学などがこの系統に属しています。
まず「文学」系統では、同志社大学文学部(難易度:以下略70)をトップに、関西学院大学(68)、立命館大学(68)、関西大学(67)となります。女子に人気の分野であるため、自ずと難易度も高くなっているのが特徴です。
関西学院大学は、1999年に人間福祉学部を設置し、その後、聖和キャンパスに教育学部を新設するなど、教育・福祉分野に力を入れています。特に教育学部(66)は、関関同立の中では唯一の学部であり、関西では私立のライバル校は存在しません。独壇場となっています。
[chat face=”neko1.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]隊長の出身学部だけあって推しまくるにゃあ〜[/chat][chat face=”taicho1.png” name=”” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]かつては文学部の中にあったんだけど、聖和短大との合併で学部に昇格した代わりに、キャンパスが移ってしまったのだ〜。ちょっと悲しい、ワシ[/chat]社会科学系統|関西の金融・保険・小売り業界に多くの人材を輩出してきたメイン分野
経済や国際関係など、実社会のさまざまな問題に取り組む学問系統です。関関同立の最も得意とする分野です、金融・証券・保険業界やデパートなどに多くの人材を送り出してきました。都市銀行などでは、関学閥、同志社閥などもあるほどです。難易度的には、同志社大学法学部(71)を筆頭に、開設新しい関西大学社会安全学部(64)までレベルの高い争いを繰り広げています。
[box04 title=”就職ランキング(1989年〜2017年の累計人数”]三井住友銀行- 関西学院大学 1380人
- 同志社大学 1088人
- 関西大学 894人
- 立命館大学 671人
阪急阪神百貨店
- 関西学院大学 129人
- 同志社大学 83人
- 関西大学 79人
- 立命館大学 58人
関西学院大学国際学部(71)、関西大学外国語学部(70)、立命館大学国際関係学部(69)と、いずれもハイレベルです。[chat face=”neko5.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]国際系なら関関同立で決まりだにゃあ[/chat]
自然科学系統|国公立志望がメインの学問系統だから、比較的入りやすい
理学や工学など、理系分野の中心となる学問系統です。この分野は比較的入りやすいのが特徴です。同志社大学理工学部(67)はハイレベルですが、工学部から分化した関西大学の工学3学部(61)、開設新しい立命館大学情報理工学部(61)などは、近大理工学部(58)や建築学部(61)との差はほとんどありません。
関西には、京都大学をはじめ、大阪大学、神戸大学、大阪市立大学、大阪府立大学など、理系分野に定評のある国公立大学が多いので、比較的入りやすくなっています。
[chat face=”neko1.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ノーベル物理学賞や化学賞といえば京都大学だもんにゃあ[/chat]