就職の常識

男性が育児休暇をとる時代

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日本では、男性が家事や育児をする時間は他の先進国と比べて最低水準にあり、そのことが子どもの少子化や配偶者の就業維持に悪影響を及ぼしていると言われている。
実際に、平成23 年度の厚生労働省「雇用均等基本調査」によると、約3割の男性が「育児休業を取得したい」と希望している一方で、現実の取得率はたったの2.03%という結果が出ている。
これを受け、厚生労働省は、男性の育児休業取得率を現状の2.03%から平成29年度には10%に、平成32年度には13%に上げることなどを目標に掲げ、ワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭の調和)の実現に積極的に取り組んでいる。

イクメン企業が増加中

とは言え、まだまだ一般的には育児休業制度は女性のための制度という意識が強い日本。
そのイメージを払拭すべく、厚生労働省が平成22年に立ち上げたのが“イクメンプロジェクト” 。
これは、働く男性の育児をよりいっそう促進し、育児休業を取得することができるように社会の関心を高めることを目的にしたプロジェクトで、開設後すぐに広がりをみせ、1ヶ月で登録者が360人を超えたという。
昨年には「イクメン企業アワード2013」なるものも開催され、男性の育児休暇取得を意欲的に支援している企業を表彰して話題性を呼んだ。

安倍首相が推進する経済政策「アベノミクス」の成長戦略には、女性の活躍推進が柱の一つにある。
このように、男性の育児参加を勢い付け、社会的な働き方の改革につなげようと意欲的。別の見方をすれば、男性の家庭進出の裏に女性の社会進出ということになるが、筆者にとってみればイクメンが増えて女性の社会進出が増えることはとても望ましいこと。もっと沢山の企業が、イクメン支援に取り組んでくれればと願う。

ちなみに、イクメン企業アワード2013、初代受賞企業は以下の通り。
グランプリ(2社)
○花王株式会社(東京都)
○医療法人社団三成会(福島県)
特別奨励賞(5社)
○有限会社COCO-LO(群馬県)
○ソフトバンクグループ通信3社(東京都)
○第一生命保険株式会社(東京都)
○明治安田生命保険相互会社(東京都)
○株式会社リコー(東京都)
※今年度ももちろん開催予定で、これ以外に「イクメンボスアワード」「イクメンスピーチ甲子園」も開催予定。

最後に…
過去に流行語大賞を受賞した「イクメン」。噂では、一度受賞すると人気が落ちるとか。このジンクスは是非とも当てはまらないで欲しいと切に願う。







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