進学の常識

2016年度入試に見られる「最近の入試動向」

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私立一般の出願料は35,000円

受験生にとっては、いよいよ本格的な志望校選定の時期となりましたが、おおよその志望校は絞り込めましたか。受験料はセンター試験が3教科以上で18,000円、2教科以下で12,000円、国公立大学2次試験が17,000円、私立大学の推薦入試が約30,000円、一般入試が約35,000円、センター利用入試が約15,000円ですから、むやみやたらに出願するのは考えものです。たとえば、国公立大学2校(前期と後期)、私立大学一般2校、センター利用2校へ出願しただけでも、受験料は15万円以上になってしまいますから、じっくり志望校を選んで受験にのぞみたいものです。

景気がよくなると「文高理低」が顕著に。人気は経済、法学系

学部選びの参考のために、今春行われた2016年度入試を振り返ってみましょう。
2016年度入試の大きな特徴は「文高理低」傾向が顕著になったことです。いっとき、文系不要論などが持ち出され、大いに議論を呼んだ文系学部ですが、経済状況が好転すると、法学や経済学などの社会科学系が人気を集めます。一方、不況時は国家資格が取得できる医療系が人気になります。つまり学部選びは、その時々の就職状況と密接に関係しているわけです。

国の補助金ラインが厳しくなるため、人気大学はますます難易度アップ

志願者数を見ると、国公立大学がほぼ前年並みだったのに対し、私立大学は5%ほど増えました。これは、1度の試験で複数の学部・学科が出願できる複数方式に出願すると受験料が割り引かれるなどの特典により、1人あたりの出願数が増えたことによるものだと思われます。
2016年度入試では、合格者を絞ったメジャー大学が目立ちました。これは定員超過率が一定以上になると国からの補助金が減額・不交付になることによるものです。16年度より超過率のラインが引き下げられました。今後も段階的に厳しくなることが決定しているので、人気集中する早慶、GMARCH、関関同立などのメジャー大学は合格難易度が高くなる傾向が続くと予想されます。

また、英語の試験でTOEICやTOEFLなどの外部試験を活用する大学が増えてきました。スコアにより、大学独自の英語の試験が免除・加点されたり、基準以上のスコアを所持していないと出願できない場合もありますので、志望大学の情報はできるだけ早くチェックしておきましょう。







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