43.2%の私立大学が定員割れ。3年連続定員割れの大学は要注意!

1992年(平成4年)の205万人をピークに右肩下がりで減少していた「18歳人口」ですが、2009年(平成21年)以降は安定し、120万人前後で推移していました。しかし2018年(平成30年)からは再び減少に拍車がかかり、2031年(平成43年)には100万人を切るであろうと予想されています。

一方、1991年に大学設置基準が緩和され、大学数が大幅に増えました。4年制大学は92年の523校から15年には779校となり、実に256校、約1.5倍にも増えました。大学数が増えただけではありません。既存の大学も学部・学科増設をここぞとばかりに行い、定員数は92年の54.2万人から15年は61.8万人になりました。

つまり、受験生は減少しているのに、受け入れ数は増加しているのです。結果、定員を確保できず、つぶれる大学が続出すると予想されています。これが、いわゆる大学関係者を震え上がらせている「2018年問題」です。2018年には、100校は閉校に追い込まれるであろうと言われています。

日本私立学校振興・共済事業団の調査によれば、2015年に定員を満たしている私立大学は579校のうち329校しかありませんでした。定員の80%未満の大学が114校、そのうち定員の半分にも満たない大学が13校もありました。

私立大学の定員充足率(日本私立学校振興・共済事業団調べ)

2011年2012年2013年2014年2015年
充足率100%以上349313344313329
充足率80〜100%未満116143125143136
充足率50〜80%未満9110391107101
充足率30〜50%未満1315111312
充足率30%未満33521
合計572577576578579

自分の出身大学がなくなるのは悲しいものです。まして、在学中になくなれば、大学生活やその後の人生に大きく影響してきます。定員は超過しても国からの助成金が減額されるため、採りすぎた翌年は控えめの合格発表を行うため、1年くらいの定員割れはどこの大学でもありますが、3年連続定員割れは要注意。大学選びの参考にしてください。

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