高校の時に勉強する科目のうち、多くの学生が大学でも勉強するのが英語です。
英語は大学でも勉強しないといけないのです。
大学で英語を勉強したいと思う人もいれば、大学に行っても英語を勉強するのか、と思う人もいるでしょう。
大学での英語の勉強は高校とどう違うのかイメージがわかない人も多いでしょう。
どんな感じなのか詳しく見ていきましょう。
大学でも英語は必須。選択科目と必修科目って?
大学には必ず単位を取得する必要がある必修科目(つまり落とせない科目)と、範囲はあるものの自分の意思で選ぶことができる選択科目に分かれています。
英語は多くの大学で必修科目になっていますので、逃れられないことが多いですが、最近では英語が必修ではない大学も少しずつ増えてきています。
必修なのは1年生だけの場合が多いですが、2年次でも英語が必修である大学もあります。
語学に関するカリキュラムは大学ごとというよりも学部ごとに異なる場合が多いです。
大学の英語ってどんな授業?
どんな科目があるの?
リーディングとリスニングが中心の授業が多いです。
アカデミズム(学問や研究)の世界では、まずは読めること書けることが優先される傾向があります。
そのため、英語の文章の読解や和訳をする授業が多くありました。
最近ではオーラルコミュニケーションを重視した、実用的な会話中心の英語に変わってきている部分もあります。
研究に用いられるアカデミックイングリッシュを重視するか、実用的なビジネスイングリッシュを重視するかは大学や学部によって判断が分かれるところです。
- アカデミックイングリッシュ→研究
- ビジネスイングリッシュ→実用
選択科目でディスカッション、プレゼンテーションなどの技能別の科目が用意されていることも多いので、英語が好きな人は自分の興味のある科目を選ぶことができるでしょう。
1クラスの人数は?難易度は?
大学の授業は多いと300人で受講するものもありますが、英語の授業は20~30人で受けることが多いです。
少人数の場合、英語での発言が求められます。
週に2コマ程度のことが多く、課題も難しくない場合が多いです。
大学受験で取り組んでいれば十分対応可能です。
大学で自分の英語レベルを上げたいなら自分自身で頑張るか、本当に英語に力を入れている大学・学部を見抜くことです。
行きたい大学の英語学習環境は?
自分の行きたい大学、学部学科が「英語に力を入れている」と一口に言っても力の入れ方は様々です。
どの大学でも英語の科目はありますが、内容や環境は本当に様々です。
英語に興味がある人はしっかり調べて大学選びをしたいところです。
授業以外に学習環境が充実しているかどうかもポイントです。
最近ではネイティヴの外国人留学生と英語で話せる英語村、英語カフェなどがある大学もありますし、リスニング専用の学習ブースがある大学もあります。
オープンキャンパスに行く機会があれば、大学の人に質問してみましょう。
- 「英語の1クラスの人数はどれくらいですか」
- 「外国人講師の割合はどれくらいですか」
- 「語学の学習環境はありますか」
就職活動においても英語力はアピールになります。
計画的に学習していきましょう。