東京国際工科専門職大学への期待と懸念。実践的なAI人材・ゲーム人材の輩出機関となるか!

東京国際工科専門職大学は2020年4月開学なので、今回が1期生の募集ということになります。
AIやゲームについて学びたいけど、専門学校と専門職大学と迷っているという人もいると思います。
あるいは、他の大学の情報系学部で学ぶのと、専門職大学で学ぶのではどちらがよいか考えている人もいるかもしれません。
そのような方向けに東京国際工科専門職大学に対する期待と懸念についてお伝えします。

そもそも専門職大学とは?

高校生の皆さんが進路を選ぶときに「大学(短大)に行く」「専門学校に行く」「働く」というのが主な選択肢だったかと思います。それらに加えて「専門職大学」という新しい種類の学校が出来たので、選択肢が1つ増えたということになります。

専門職大学なんて聞いたことないけど…という人も少なくないと思います。それもそのはず、この制度自体は2019年度にスタートしました。しかも、2019年度に認可されて、開設できた専門職大学は3校だけです。
これでは知らないのも無理はありません。

その専門職大学も徐々に、申請校が増えてきていますので、いよいよ進路の選択肢として検討の対象になってくる時代が来ていると言えます。
専門職大学について説明している文科省のページが分かりやすいです。
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/senmon/index.htm

専門職大学の分野として情報系は相性が良い

理由1:技術進化のスピードと実践の必要性

情報・ITの分野は、技術が陳腐化するのが早く、数年前の最新を学んでいても時代遅れであることが多いです。
人気のプログラミング言語も2・3年で変わります。

技術進化のスピードが早く実践機会が重要な情報系は、専門職大学の特色である「職業と直結した実践的な学び」の環境に向いていると言えます。原理原則を学ぶことが多い大学にとっては、最新の技術を学ぶ場所とそれを実践する場所としては、あまり得意な領域とは言えませんでした。

理由2:人材市場における高度先端技術者のニーズ高

エンジニアの市場価値は高まり続けています。保護者世代にはなかなか理解しにくいかもしれませんが、どの産業にもITエンジニアは必要で、引く手あまたです。
特にAI人材は各企業喉から手が出るほど欲しがっています。
大学の新卒の給与もデータサイエンティストだけ高いということが起きています。
東京国際工科専門職大学も社会のニーズをとらえて、開学を決めたと考えられます。

古い産業構造では、処理能力の高い学歴の高さが評価基準になっていましたが、これからは価値基準も一変するような予測不能な世の中で、ITの能力を身に着けた若者が世の中を変えていくのは火を見るより明らかです。

世界の時価総額トップテンの企業を見ると、10年前は石油・製造・金融などが並んでいましたが、今やGAFAと言われるようなIT系企業がTOP10のほとんどを占めています

 

東京国際工科専門職大学のインターンシップ先はどこに行けるか?

インターンシップは専門職大学の特徴でもあります。
実践で学ぶ貴重な機会です。東京国際工科専門職大学のホームページにはインターンシップ先の企業として名だたる企業が並んでいますが、どのような教育を受けられるかは冷静に見る必要があります。

明らかにされていないので推測の域をでませんが、全員が有名企業のインターンシップに行けるとは限りません。インターンシップの受け入れ人数には限りがありますので、何らかの選抜、学業つまり技術的に優秀な人が、優先的に希望の企業のインターンシップに行ける可能性が高いです。全員に平等に機会が用意されているわけではないということです。

入学してから教えてもらえばいいや、ということではなく、本気であるならば入学前から学んでおくことをお勧めします。

今の時代、インターンネットを利用すれば安価でいくらでも学べます。一定の事前知識があるかないかで、東京国際工科専門職大学で成長できるレベルに差がつくでしょう。

入試で課されなくても、数学は必要

AIと数学とは切っても切れない関係にあります。文科省も文系の学生にも、大学で数的な教養を教えるように推進しているところです。

東京国際工科専門職大学の入試ではいわゆる数学を課していません。課さないということは、数学ができなくても入学できるということです。数学が苦手だから助かるという高校生もいると思いますが、レベルの高いエンジニアになるためには数学が必要と言われています。

全てのエンジニアが数学が得意かと言われるとそんなことはありません。学習者の立場になって考えると、「テストに出るから学ぶ数学」と「AIの学習に必要だから学ぶ数学」では全く意味が異なります。高校生の皆さんは数学を何のために学んでいるかというと、テストに出るから、入試で必要だから、という理由がほとんどです。社会に出てから必要だからと思っている人は少ないでしょう。

AIやIoTを学ぶ際に数学が出来なくても、すでに世の中にあるモデルの組み合わせである程度のことはできます。ただし、新しいことや応用的なことをしようとすると数学の知識が必要になります。今は数学が苦手でも構いませんが、必要に応じて学習する覚悟だけは持っておいてください。

スペシャリストを目指すには、学ぶ覚悟が必要

東京国際工科専門職大学は、「5教科を勉強するのが嫌だから」「数学が苦手だから」という理由ではなく、「ゲームデザイナーになりたい」「ロボットについて学びたい」という理由で入学してほしい学校です。

「何になりたいかまだ分からないから考えたい」という人は専門職大学ではなく、一般の大学に行くべきです。

東京国際工科専門職大学では、学習に対する一定の覚悟が必要です。

また、東京国際工科専門職大学には大学名に「国際」とついていますが、英語に関するカリキュラムはまだ公開されていません。仮に十分なコマ数が展開されたとしても、英語を身につけるには本人の相当な努力が必要です。

今現在知識がないのは何も問題ありませんが、入学前に自主的に自分で勉強しようと思わないようならやめておいたほうがよいでしょう。少しでも興味があるなら、学校に入る前に自分で勉強しておきましょう。
なんとなく良さそうだからというような安易な学校選択はやめて、覚悟をもって入学することをお勧めします

東京国際工科専門職大学
東京都新宿区西新宿1-7-3 総合校舎コクーンタワー
TEL.03-3344-5555

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