関西の女子大は特に兵庫県に多く、8つの女子大があります。
そのうち神戸市内に5つ集中しており、どの女子大を選ぶべきか迷う方も多いかもしれません。
今回は神戸市にある南女(なんじょ)の通称で知られる甲南女子大学をご紹介します。
大学選びに役立ててください。
女子大の中では、関西四女子大に次ぐ第2グループ
関西の女子大だけで比較すると関西四女子大(同志社女子大学、京都女子大学、神戸女学院大学、武庫川女子大学)の一段階下の偏差値帯になります。
神戸女子大学(通称、神女しんじょ)と同じくらいの学力レベルになります。
ただし、看護リハビリテーション学部と医療栄養学部の医療・健康系学部は、文系学部とは偏差値もランキングも異なります。
甲南女子大学の偏差値
- 文学部 40.0〜45.0
- 看護リハビリテーション学部 40.0〜47.5
- 医療栄養学部 42.5〜45.0
- 人間科学部 42.5〜45.0※河合塾入試予想ランキング
新たに設立した「手に職」系の学部が強み
2007年に看護学科と理学療法学科からなる「看護リハビリテーション学部」を開設しました。
昨今は、女子大の変革の方向性として「手に職」系の学部系統に力を入れるのは大きな流れになっていますが、10年以上前の時点では、文系のみの女子大に理系の学部が加わることは大きな話題となりました。
2018年には管理栄養士を養成する「医療栄養学部」を開設。
「手に職」系の医療・健康系学部が甲南女子大学の新たな看板学部となってきています。
神戸の高台に位置。オシャレ好きが集まるキャンパス
甲南女子大は昔から派手なイメージがあり、おしゃれ好きが多いと言われています。
大学が規制するまでは、読者モデルの多い大学ランキングの上位の常連でした。
甲南女子大は神戸女子大と比較されることが多いですが、
神戸女子大は地味、カジュアル、真面目というイメージに対し、
甲南女子大は派手、華やか、オシャレ好き、というイメージを持たれていることが多くなっています。
甲南女子大のイメージ
- 派手
- 華やか
- オシャレ好き
ただ、キャンパスには普通の学生も多く、昔のイメージが必ずしも当てはまるとは限りません。
通学には、最寄り駅から5分くらいのバス停からバスが出ています。
バス停はクーラー完備で夏も汗だくで並ぶ必要はありません。
満員になったら発車しますので、バスは次から次に来るそうです。
最寄り駅は甲南山手と摂津本山ですが、摂津本山のほうが立ち寄るところも多いので、学校終わりも友達と散策できてお勧めです。
幅広い業界に就職。資格を生かした進路先も
1年次からのキャリア教育や資格取得サポートが充実しています。
金融、商社、旅行・ホテルなど幅広い業界に就職しています。
文系学部と理系学部では就職先が異なります。
看護リハビリテーション学部では、看護師もしくは理学療法士の資格を生かした進路になっています。
兵庫県神戸市東灘区森北町6-2-23
TEL.078-431-0499(入試課)