取り組まないといけないの?入学前に大学から課される課題「入学前教育」

推薦入試やAO入試で合格した方の中には、大学から課題が送られてきて驚いた人もいるかもしれません。
大学に入学する前の準備として大学や学部が「入学前教育」を課すことはもはや当たり前になっています。
どういうものか詳しく見てみましょう。

入学前教育とは?


推薦入試やAO入試の合格者が対象であることが多いです。
一般入試を経て入学する生徒と比較して、学力が不足している場合が多く、大学入学前に補完する意味合いが強いです。
11月から12月にかけて推薦入試の合格発表がありますが、大学側としては合格後から入学するまでの期間にしっかりと勉強してほしいと思っています。
そのために、「基礎学力の補完」「学習意欲・学習習慣の維持」「入学するモチベーションの向上」というようなことを目的として入学前課題を課すことが多いです。

入学前教育の目的

  • 基礎学力の補完
  • 学習意欲・学習習慣の維持
  • 入学するモチベーションの向上

入学前教育は全員必須?


自己負担の場合は必須でないこともありますが、大学が推薦するプログラムは取り組んでおくほうがよいでしょう。
複数大学に合格した場合は、実際に入学する大学の課題だけで問題ありません。
大学が費用負担をして全員に課すパターンと、ご家庭に負担を求めるパターンに分かれます。

入学前教育にはどういうものがあるの?


入学前教育の教材内容としては、大きく分けると「教科学力」か「文章作成」が多いです。
大学や学部によっても異なります。
大学の先生が自分たちで教材や題材を用意する場合もありますし、対象人数が多い場合は教育関連の企業が受託していることも多いです。

「教科学力」の場合

英語や数学、国語など高校で学んだ内容をもう一度復習する内容が一般的です。
EラーニングでPCやスマホで取り組むものや、DVDを見て課題を提出するもの、基本的な内容のドリル形式のものなど様々です。
理系の場合は、物理や化学など学部の学びに直結する科目をみっちり復習することが多いです。

「文章作成」の場合

課題図書が与えられてそれに対するレポートを書く、というものが多いです。
課題図書は、学部の専門の学びに関連するもの、社会課題に関するもの、読みやすい基礎的な図書など様々です。
文章の書き方に関する教材もセットで文章構成力を身につけるプログラムや、添削指導を受けられるものもあります。

多様化する入学前教育

近年ではより入学予定者のモチベーション重視に変化してきている傾向があります。
これまでは「高校の復習」という要素が強かった入学前教育ですが、「予習」のようなプログラムも増えています。
大学で必要なアカデミックスキルを身につけるプログラムであったり、英語の4技能を鍛えるスカイプ英会話のプログラムだったり、多様化しています。
実際に大学に行って、先輩に教えてもらったり、入学予定者と交流するような「スクーリング」も増えています。

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