進学・就職におすすめのオンライン学習7選

新型コロナウイルスがもたらす社会変化により、高校生の大学進学や大学生の就職活動に不安を感じたり、迷いを感じている人は少なくありません。この社会変化により、学校が与えてくれたものをそのまま受け取るのではなく、自分自身で考えて情報収集をする必要性が増しています。

今後の社会は「オンラインで学習する」ということが自分を助けます。

今までもオンラインでの学習はありましたが、今後は「オンラインで学習が完結する」時代が来ます。様々な学習サービスがあるなかで、自分は何を目指して、何を選択し、何を身につけるのか、を自分で考える必要があります。
また、「どこで学んだか、ではなく何を学んだか」の時代が来ます。大学名では勝負できなくなり、何を学んだか、何を身につけたのかの実力で勝負する時代です。学校や大学での学びが役に立たないということではなく、自分で自分の将来を考えて学ぶ必要がある時代が来ているのです。

このコラムでは、高校生や大学生のためのオンラインでの学びの場をまとめてみました。

進学や就職活動に役立つサイトのおすすめをご紹介します。このサイトをブックマークして頂き、学びの出発点としてください。

中高生向けイベントサイト「Qulli(キュリー)」

https://qulii.jp/
タイプ:イベント紹介

中高生向けの学校外イベントを紹介するサイトです。リアルの場のイベントもありますが、オンラインイベントも数多く掲載されています。受検のためではなく、大学での学びや将来の仕事、自分の教養を高める目的で参加するのがよいでしょう。これもキャリア教育です。

内容は様々で、お金儲けの仕組み、国際交流、SDGs、多文化共生など多くの分野のものがあります。難しそうとか、参加のハードルが高そうと思うかもしれませんが、各主催者が分かりやすく趣向を凝らしたイベント設計をしているので、タイトルを眺めているだけでも興味がわくものが多いです。

参加の形式もトークセッションを視聴するものから、ワークショップや完全オンラインプログラムのものなど多種多様なので、自分の興味や参加のアクティブ度を選ぶことができます。例えばオンラインイベントが初めてだから聞いてるだけが良いという方はトークセッションを選ぶほうが良いでしょう。

全年齢向けのイベントもあるので、大学生も一度覗いてみると良いと思います。自分が興味を持てるオンラインイベントを発見できるかもしれません。

受験対策動画アプリ「スタディサプリ」

https://studysapuri.jp/
タイプ:動画視聴

スタディサプリは、リクルートマーケティングパートナーズが運営しているインターネットの受験対策です。現在では小学校4年生から大学受験、そして大人の英語学習まで広くカバーしています。

オンラインであること、動画であることから、自分の家の近くの塾の講師ではなく、一流講師の講義をいつでもどこでも数多く受けられるメリットがあります。しかも、オンラインだからこその安い金額設定も魅力です。
塾の先生の指導無しに、自分ひとりで勉強できるかな?という不安もあるかもしれませんが、その場合は「合格特訓コース」を選べば、担当コーチによる個別指導を受けられます。

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スピーチ動画「TED(カンファレンス)」

https://www.ted.com/talks?language=ja
タイプ:動画視聴

アメリカの非営利団体TEDは世界各国の知識人による世界的講演会「TED Conference」を主催しており、そのスピーチ動画はyoutubeや専用アプリで無料で視聴することが出来ます。TEDについてはご存知の方も多いと思いますが、ここではTEDから学ぶべき3つの観点をご紹介します。1)英語学習 2)プレゼンテーション 3)知識・教養を増やすの3つです。
TEDのサイトで動画をみるときに、Transcriptをクリックすると、すべての発言が文字起こしされており、発言が聞き取れなくても何と言ったのかがわかります。これを日本語にすることも英語にすることもできるので、リスニング力向上に役立ちます。

質の高いプレゼンテーションを見るには、TEDはかなり有効です。大学生に聞くと身につけたいスキルで「プレゼンテーション」が上位に上がりますが、実は高校や大学で良いプレゼンを見たことがない人が多いです。なぜなら、日本人はプレゼン下手な人が多く、教員も教えるのが上手でも必ずしもプレゼンが上手とは限りません。TEDで、ストーリー、テンポ、ジェスチャー、目線の配り方などに注目してみてください。

最後に知識・教養です。まさに世界の英知に触れることができるのがTEDの魅力です。日本のテレビで仕入れた知識だけでなく、グローバルの知識人から直接知識得ることは自分の感覚を磨くうえでとても重要です。ぜひ高校生のうちに、「自分は何に興味がわくのか」という観点で広く視聴することをお勧めします。

オンラインマーケットプライス「Udemy」

https://www.udemy.com/ja/
タイプ:動画視聴

何かを学ぶときに「人に習う」や「本で学ぶ」から「動画で学ぶ」ということが急速に広がってきています。スタディサプリやClassiなどで慣れている高校生も多いでしょう。
Udemyは、学びたい人、教えたい人のためのオンラインのマーケットプレイスです。メルカリの学び版と考えると良いです。

全世界でプログラミング、マーケティング、データサイエンスなど、100000以上のコースを5000万人以上の生徒がUdemyで学んでいます。どちらかというと社会人向けですが、今のご時世では高校生や大学でも将来に備えて学んでおくことは自分を助けます。Udemyは多くの講座がありますが、IT系(プログラミング、データサイエンス)がオススメです。陳腐化するのが早いIT系の領域で、最新の情報を学べます。

スキルのフリーマケット「ココナラ」

https://coconala.com/
タイプ:動画視聴、ライブ配信など様々

ココナラは、「得意を売り買いできるスキルのフリーマーケット」という宣伝をしています。Udemyは学びのメルカリと紹介しましたが、ココナラは個人の趣味や個人で行う仕事を売り買いするメルカリという感じです。

領域は、ファッション、語学、デザイン、動画作成などから、ゲーム攻略や代行サービスなど幅広いです。高校生・大学生が利用する際のオススメは、進路相談、小論文やレポートの添削、面接練習などの就活系です。

一方で自分自身でも、自分の得意分野が売り物にならないかと考えることは非常に重要です。それが市場価値を理解することにつながります。実際高校生や大学生でスキルを出品している人もいます。市場の二ーズ、ユニークさ、希少価値、を理解することは今後の社会を生きていく上で、ある意味受験勉強より重要かもしれません。

オファー型就活サービス「dodaキャンパスゼミ」

https://campus.doda.jp/career/howto/000228.html
タイプ:ライブ配信

dodaキャンパスは、ベネッセi-キャリアが提供しているオファー型の就活サービスです。就職活動は、リクナビやマイナビのように自分で応募するナビ型が一般的でしたが、企業が学生側にオファーをするオファー型の利用が近年非常に増えています。就活がオンライン化するにつれて企業も学生も、オファー型の利用が増えるでしょう。

dodaキャンパスが「dodaキャンパスゼミ」として、オンラインの無料セミナーを行っています。

特徴は活動中の4年生や就活が始まる3年生だけではなく、1・2年生向けにもセミナーが展開されている点です。就職に不安を感じている大学1年生や大学2年生は、こういった機会を積極的に活用することをお勧めします。逆に言えば、すでにこのようなセミナーに参加している人は多数いるわけで、同学年のライバルは様々な手段でオンラインの機会を利用しているということです。ぜひ一度、どのようなセミナーが展開されているか見てみましょう。

オンライン講座「gacco(ガッコ)」

https://gacco.org/
タイプ:動画視聴

gacco(がっこ)はドコモのグループ企業がプラットフォームを提供している大規模公開オンライン講座です。gaccoは日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)公認の大規模公開オンライン講座(MOOC)サイトで、大学教員による講座が多く展開されています。自宅にいながらにして、他の大学の優良な授業を受けられるサービスです。一部有料のものもありますが、ほとんどが無料で受講できます。動画視聴ではありますが、チェックテストのようなものもあり、大学の授業のように数週間かけて行うものが多いです。

高校生が大学の授業がどのようなものかを体験するにもお勧めです。予備校の有名講師のような、惹きつける派手さはあまりありませんが、知的好奇心をくすぶられます。

まとめ:情報感度を高く持ち、自分でスキルを身につける意志が重要

大学生・高校生が進学や将来を考えるうえで役立つオンライン講座をまとめとして紹介しました。
どのサイトも一度は覗いてみることをお勧めします。そして、どれか1つは学びの体験をしてみてください。オンラインでの学びであれば、場所は選びません。

スマホやPCがあればどこでも学べます。エリアも選びません。東京に住んでいないと参加できなかった学びの場はたくさんありました。オンラインであれば住んでいるところは関係ありません。都会も田舎もありません。

これから待ち受けるのは実力の時代です。「自分はなにが出来るか」と考えることはとても重要です。いい大学に入り、いい企業に入って、一生安泰というルートは、ずいぶん前に無くなっています。現時点で出来ることがなくても全く構いません。ただし、情報感度を高くもち、自分でスキルを身につける意志が必要です。このコラムで紹介したサイトをぜひ活用してみてください。