1948(昭和23)年創立の聖心女子大学は、昨年(2018年)創立70周年を迎えた伝統ある女子大学です。卒業生の代表格はなんと言っても美智子皇后。最近では、女優の水野真紀さんが学び直しのために入学したのではないかと話題になりました。
今回は、「良家のお嬢様」のイメージが高い聖心女子大学を紹介します。
立ち位置|育ちの良さが感じられるお嬢様大学
聖心女子大学の創立は1948(昭和23)年。
母体は1800(寛政12)年にフランスで設立された聖心会で、キリスト教主義に基づいた人間教育をベースにしています。
派手な人もいれば、大人しい人もいますが、相対的に育ちの良さが感じられる学生が多くなっています。
学部は文学部の1学部のみで、英語英文学科、日本語日本文学科、哲学科、教育学科、心理学科、交際交流学科、人間関係学科、史学科の8学科を設置しています。
イメージ|これぞ「女子大生」
「良家のお嬢様」のイメージが強い聖心女子大学ですが、実際、育ちのよい落ち着きのある学生が多く、性格は穏やかです
たとえ入学当初は野暮ったくても、周りに影響されて徐々に聖心らしい身なり・振る舞いになってくるのが不思議です。
インカレサークルでは「聖心」のネームバリューは絶大。
特に、東大、慶應義塾大、早稲田大、医学部生からの人気があります。
キャンパス|閑静な高級住宅街のど真ん中に位置
渋谷区広尾のキャンパスは、東京メトロ日比谷線「広尾駅」から徒歩3分。
閑静な高級住宅街の中に位置しています。
緑に囲まれ、落ち着いたキャンパスは、校舎内に聖母マリアの絵が掲げられるなど、ミッションスクールらしい雰囲気が漂います。
2018年にはキャンパス内にすべて個室の学生寮も開設しました。
安全面も万全で、すべての門に守衛が立っています。
卒業後|多くの才女・アナウンサーを輩出
美智子皇后を筆頭に、卒業生には、日本人で初めての国連難民高等弁務官を務めた緒方貞子、ジャーナリストの幸田シャーミン、作家の曽野綾子さんらがいます。
アナウンス研究会は有名で、多くのアナウンサーを輩出しています。
就職先は、金融・保険業などの一般職、教育関係などが多く、85%以上の学生が就職を希望。大学院進学や留学、さらには花嫁修業に励む人も多く見受けられます。
聖心女子大学
東京都渋谷区広尾4-3-1
03-3407-5076(入学広報課)