就活のために受けるべき英語のテストTOEICとは?

高校までは英語のテストと言えば英検だったかもしれません。ところが大学になるとTOEICを目にする機会が増えます。就職活動のためにTOEICは受けておくべきなの?何からはじめたらよいの?と色々と気になることがあるでしょう。

まず、結論としてTOEICは大学1年生のうちに対策をして受験をすることをお勧めします。就職活動が始まってから受けるのでは遅いということはもちろんですが、多くの大学で英語が必修なのは1年生のうちだけであることが多いです。つまり、英語の勉強を自主的にしなければ「受験を終えたばかりで、英語の授業がある大学1年生のうち」が最も英語力が高い状態になります。

本記事では、高校生や大学生が知っておくべきTOEICテストについて解説します。
まずTOEICテストの概要を把握し、大学低学年のうちから準備をしておきましょう。

そもそもTOEICとは?

そもそもTOEICは「トイック」と読みます。Test of English for International Communicationの略です。TOEICとは、英語によるコミュニケーションとビジネス能力を検定するための試験です。ビジネスの観点が入るので、高校時代に受ける機会は少なかったと思います。

TOEICの満点は990点です。英検のように〇級という合格ハードルがあるのではなく、受験者はスコアが何点かということで自分の実力の証明となります。次は1級を目指そうということではなく、次は600点を目指そう、ということになります。

メインのテストであるTOEIC L&Rは年10回行われます。全国約80都市で実施されますので、会場の試験としては結構なカバー率だと思います。年間10回なので、いつもで受けられると思うかもしれませんが、いざ受けようと思っても締め切りは結構早いので、あらかじめ受験する月を決めて、そこまでの勉強計画を立てることを推奨します。

TOEICは1つじゃない。色々な種類がある

さきほど「メインのテストはTOEIC L&R」と書きましたが、TOEICには色々な種類があります。これを正しく理解しておかないと恥ずかしい思いをするかもしれません。

TOEIC L&R

TOEIC Listening & Reading Testの略で、リスニングとリーディングのテストです。何も説明なくTOEICと書かれている場合は、このL&Rを指します。就職活動で基準とされているスコアは、このL&Rとなります。まずはこのスコアを高めることを考えましょう。なお、2016年から新形式になりましたので、中古の古い問題集は使わないようにしましょう。

TOEIC S&W

TOEIC Speaking & Writing Testの略で、スピーキングとライティング、つまり英語を話すこととと書くことを問われるテストです。国際的な職場環境において、効果的に英語でコミュニケーションをするために必要な能力を測定する意図があります。どうやって測定するの?と思うかもしれませんが、試験会場に用意されたパソコンとヘッドセットを使って受験します。高校時代にタブレットを使ってベネッセの英語テスト「GTEC」を受けたことのある人はイメージがわくでしょう。

スピーキングでは、パソコンの画面に表示されたり、音声で流れる指示に従って、英文を音読したり、質問に答えたりします。ライティングも指示に従って、タイピングで解答します。いつもスマホばかりなので、PCでの入力は英語どころか日本語すら慣れていないという方も少なくないと思います。これも慣れが必要です。

TOEICブリッジ

TOEIC Bridgeは初級中級編のTOEICです。TOEICテストへのBridge(架け橋)という意味だしょう。TOEICはビジネスでの場面も含むのに対し、TOEIC Bridgeは英語初・中級者に合わせ、より身近な日常生活を題材に基礎的な英語力を測定します。メインのTOEICと同じようにL&RとS&Wがあります。

大学入学時に英語のクラス分けや実力測定のために、英語のテスト(プレイスメントテストと言います)を受けることが多いです。大学によって使用するテストは異なり、教授オリジナルのテストの場合やTOEIC、GTEC、CASECなどいくつかの種類があります。TOEICをやるという大学でも、実はTOEIC Bridgeの場合がありますので、自分が受けるTOEICがBridgeなのかどうかは確認するとよいでしょう。

TOEIC IP

TOEIC IPは、試験の種類が異なるのではなく、試験の受け方が異なるテストです。個人で申し込むのは「公開テスト」で、学校などの単位で受けるものを「TOEIC IP」と呼びます。大学で申し込むものは「TOEIC IP」だと思って間違いないでしょう。公開テストより料金が安いので、学生にとってはありがたい制度です。

TOEIC IPの難易度は、公開テストと同じです。TOEIC IPの試験問題は、過去の公開テストの試験問題を用いていると言われています。公開テストと同じように結果は出ます。ただ、公開テストを受けると発行される「公式認定証」とは異なり、「個人成績表」が発行されます。顔写真はついていません。

TOEIC IPの結果は就職活動で使えるの?

結論は多くの一般企業では使えます。履歴書に書くときはTOEIC IP○○点と書くようにするとよいでしょう。ただし、一部の企業や公務員では公式認定証が必要な場合があります。

TOEIC IPは過去問を流用していますし、受験に顔写真が必要ありませんので本人確認が厳格ではない、試験実施は大学等が行う、ということから公開テストほどの厳格さはありません。そのため、厳密性を重視する企業や団体は公式認定証が必要なのです。

お勧めはTOEIC IPを練習と位置づけ、公開テストを受けることです。どの企業を受けるかは就職活動が実際に始まってみないと分かりません。公式スコアを持っていると安心できます。

就職活動では何点から履歴書に書けるの?

一般的には600点から書けると言われています。TOEIC公開テストの平均点は約580点です。「公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧」と検索すると、公式に発表されている平均点を確認できます。
英語を使う仕事の場合は、750点や800点が目安と言われています。新卒採用で明記されていることはあまりありませんが、中途採用の場合は「英語中級(TOEIC750点以上)」のように記載されています。英語力をアピールしたいなら800点は欲しいところです。

とはいえ、TOEICスコアは英語力の証明にはなりますが、スコアがあるだけで採用されることは絶対にありません。就職活動では、コミュニケーション力や課題解決力、主体性など英語力以外の部分をアピールすることを考えておかなければなりません。

対策はどうしたらよい?

おすすめ基本方針

400点代から1年半で800点台までスコアアップした筆者が結果を出せる勉強法を紹介します。基本方針は以下3つです。

  1. 語彙を増やす
  2. リスニングに慣れる
  3. 模試を繰り返す

重要なのは、この3つをどのように取り組むかです。今の自分の状態に合わせて作戦を考えましょう。

語彙を増やす

語彙力アップで実際に筆者が使った単語帳は「TOEIC(R)TEST必ず☆でる単スピードマスター(Jリサーチ出版)」です。どの単語帳を見ても、たいてい掲載されている語彙数は豊富です。でも、全部覚えるのは大変なので、重要なのは厳選して学べるかどうかということです。この単語帳は400点レベル→500点レベル→600点レベルと3段階でステップアップできる点が大変良いです。例文がTOEIC仕様なのもGOODです。

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リスニングに慣れる

リスニングに慣れる方法はたくさんあります。無料で聞けるコンテンツもYoutubeなどにたくさんあります。個人的なお勧めはVoice of America(VOA)です。アメリカの英語放送のサイトです。ネイティブスピーカー向けのニュースサイトですが、英語学習者向けに速度を落として放送してくれるコンテンツが豊富です。

試験対策として有効なのは、「公式問題集のリスニング問題を1.5倍のスピードで何度も取り組む」です。最初は難しいですが、スピードに慣れることがとても重要です。公式問題集でなくても構いませんが、通常よりも早いスピードで解くことを繰り返すことが重要です。

模試を繰り返す

公式問題集は1つあるほうがよいですが、他の出版社の模試でも構いませんので何度も繰り返しましょう。形式になれることでスコアは確実に上がります。何度も解いて覚えるくらいで構いません。

おすすめアプリ

やはり最もメジャーなアプリの「スタディサプリENGLISH」です。私が思うメリットは以下の点です。

  • TOEICプロ講師の動画授業で勉強できる
  • TOEIC模試をたくさん受けられる
  • リスニング音声の再生速度調整



さきほどの基本方針に照らしても、これ1つでカバーできます。さらに「自分では勉強を続けられない!」という人にはパーソナルコーチプランもありますので、活用してください。
まずは無料体験ができますのでトライしてみましょう。

「就活のために受けるべき英語のテストTOEICとは?」まとめ

この記事を読んで、やらないとなーと思った方は、すぐにはじめましょう。今すぐにです。結局すぐに行動できるかどうかが、TOEICだけでなく、自己成長を促進できるかどうかの境目になります。この記事で紹介した教材を検索してみる、TOEICの公式ページで受験日を確認するなど、記事を読んで終わりでななく何かしらの行動をスタートすることをお勧めします。

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