最近増えている「全員留学」とは?

  • 2018年11月26日
  • 2019年4月30日
  • 特集

グローバル化を推進しようと、留学制度の充実を図る大学が増えています。
その1つの表れとして「全員留学」を特色とする学部や学科が増えています。最近人気の「全員留学」について詳しくみていきましょう。

なぜ全員留学が増えているのか?

カリキュラムと連動させて4年で卒業できるようにする仕組みが人気です。

これまでの多くの場合は、留学は行きたい人がいくもので、必ずしも学部のカリキュラムと連動しているものではありませんでした。
休学せずに行けるのは、夏休みなどを利用する短期留学のみで、それ以外は休学しないと行けない場合がほとんどです。
「全員留学」は留学を必須とすることで、カリキュラムの中に位置付け、留学前後のプログラムを含めて特色ある教育を提供しようとするものです。

休学することなく4年で卒業できることが人気のポイントです。

「全員留学」ならどの学部でも同じなの?

学部や学科によって大きく異なります。「全員留学」のチェック観点を以下にまとめます。

留学必須の期間

1セメスター(半年)か、2セメスター(1年)が多いです。
1セメスターのほうが運営する大学側としても、学生側にも楽ですが、せっかく留学するのですから成果を考えると学習期間としては1年をオススメしたいです。

留学に行く時期

実は留学に行く時期は重要です。
全員留学を同じく掲げていても、ある時期に一斉に行くのか、ここの学生がバラバラの時期に行くのかではカリキュラムの組み方は大きく異なります。
同じ時期に行く場合は留学準備のプログラムや留学後のキャリア支援や専門教育への流れを学部や学科として組織的にできるので教育効果は高いです。
一方で、バラバラの時期の場合は自分で時期を選択できることが多いので、それがメリットです。

早い時期に行けるほうがおススメです。
留学に行ってさらに勉強したいことができたりしますし、低学年のうちに留学に行けば2回目の留学に行くことも可能です。

行き先と行く人数


行先の国や学校が、どれくらいの範囲から選べるのか、そこには何人が行くのか、ということも重要です。
学科によっては全員が同じ渡航先の学校に行くこともあります。
同級生が大勢同じ行先に行くと、まるで修学旅行のようになってしまい、英語を話す機会が減り学習効果が期待できません。

 

英語力による制限

条件がいい人気の留学先は英語力の高い同級生に行かれてしまいます。
留学先で英語を鍛えようと思うのではなく、行く前にできるだけ英語のレベルを上げておくことが重要です。
英語力が高ければ選択肢の幅も広がりますし、金額的に優位なプログラムに参加できる可能性も高まります。

渡航費用


留学先の国や大学によって金額が異なるため、大学に入学する前には明確に分からないことも多いです。
目安を示してくれている大学もありますので、安心材料になります。
留学先大学の授業料相当額を大学が負担、あるいは、その期間の自大学の学費は不要、学費は必要だが奨励金は出る、など様々なパターンがあります。

帰国後のプログラムの充実


高校生や保護者は、留学に行く準備のことは気にすることが多いですが、重要なのは帰国後のプログラムが充実しているかどうかです。
海外の学校生活に慣れると、帰国後に燃え尽きたり、日本の学びに物足りなさを感じることがあります。
キャリアと結びつけることも重要です。

行きたい学部学科の帰国後プログラムに注目して調べてみましょう。

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